兵庫県こころのケアセンターのグリーフケア講座を修了しました。
グリーフ＝「悲嘆」
一般的には死別による深い悲しみを指すことが多いようです。
悲しみから逃れたいと感じる人。
悲しみによって故人との繋がりを感じる人。
悲しみ続けなければ申し訳ないと感じる人。
悲しみよりも安堵や解放感を感じる人。
生前の関係性や状況によって悲嘆の形はさまざまで、正解はありません。
グリーフケアとは悲嘆を解消することではなく、それを抱えてその人がどう生きるかに寄り添うこと。
大学の先生、研究者、心療内科医、僧侶、カトリックのシスターなど、グリーフケアに関わる方々が毎回リレー形式で講師をつとめられ、それぞれの立場と視点でお話してくださいました。
日常にある死別から、誰もが知るあの事故や事件や災害で亡くなった方々のご遺族の話まで…会場からは時折すすり泣きが。
お話の重苦しさから、人ひとりの命というものの重みを改めて感じた機会でした。
貴重な学びの機会に感謝します。
少しずつ関わっていきたい分野です。
Peace.
