たとえば病気や手術、事故や怪我の身体の傷。
虐待や暴力、性被害や流産などの見えない傷。
いろんな理由で自分の身体にネガティブな感情を抱く人は、女性には特に多いと思います。
一生を共にする自分の身体を愛せないことは、とても生きづらいこと…
つらい体験は消せなくても「こんな素敵な体験もあった」と、ものがたりを変えていくことはできる。
花束のボディペイントを施すことで自分の身体に対して「わっ、綺麗!」と感じる肯定的な体験になればいいな と…
長年そんな想いを温めていたところ、ふとしたきっかけで一緒に行動してくれる仲間ができました。
乳がんの方の写真を撮るフォトグラファーの peer.photo さんと、がんフレンズヨガのクラスを開催する CHISA YOGA さん。
それぞれの異なる経験とビジョンがある中、“今”やりたいことが一致し、女性の笑顔を応援する「ハナヒラクプロジェクト」が始動。
このたび乳がんなどの病気を経験した人を対象に、初めてのイベントを開催することができました。
お身体に花のボディアペイントを施し撮影する、ボディアート×フォトセッション。
私はペイントを担当させていただきました。
三名の女性にご参加いただき、三人三様のボディアートと写真撮影。
みなさん本当に美しく、花を纏ってはにかんだ笑顔は少女のようでした。
この体験がみなさんの心にどう作用するのか不安もありましたが、モデルさんのお一人は「この絵は消えた後も、私の中にずっと残ります」と言ってくださいました。
涙が出そうに嬉しかったです。
まだ始まったばかり。
コンセプトもあいまいで理解してもらいにくい活動かもしれないけど、少しずつ育てていきます。
ありがとうございました!
Peace.