ちょっと惜しい・ちょっと足りない

ちょっと惜しい・ちょっと足りない

今年最初の傾聴ボランティアで京都の高齢者施設へ。
今回お話相手になってくれたのは、92歳のとてもしっかりした女性です。

「新聞を取っているけど、読むのがゆっくりなので読み切れないまま捨ててしまう。
なにか素晴らしい事が書かれてるかもしれないのにと思うと、惜しい。
自室の窓から見える夕日が美しいけど、大きいマンションに隠れて山の稜線の端っこしか見えない。
山が全部見えたらどんなに綺麗かと思うと、惜しい。
でも『ちょっと惜しい・ちょっと足りない』くらいがちょうど良いのよ」と。

傾聴ボランティア

日々小さな事に心から感謝して生きておられるのが伝わってきます。
内面の豊かさを感じました。味わい深いお話をありがとうございました。
人生の大先輩に勉強させていただいてます。

Peace.