坐禅と涅槃図

坐禅と涅槃図

定期的に近所の禅宗のお寺の坐禅会に参加しています。
坐禅はもちろん、住職さんのお話も毎回楽しみにしています。

2月15日はお釈迦さまが亡くなられた日、涅槃会でした。
こちらのお寺には大きな涅槃図があり、坐禅の後で住職さまが絵解きをしてくださいました。

坐禅と涅槃図

お釈迦さまが頭を向けている北枕のお話、十二支の牛の頭に乗ってやってきて一番になった鼠のお話、お釈迦さまのお母さんの摩耶夫人が天界から薬を投げたのが「投薬」の語源だという話などなど。
涅槃図にはお釈迦さまの弟子たちや天界の人たち、動物、架空の生き物など、さまざまなものが描かれていて興味深いです。

坐禅と涅槃図

「こうした面白い部分だけ語られることが多いけれど、涅槃図から学ぶべき一番大切なことは、お釈迦さまの最後の言葉『怠ることなく励めよ(修行を完成させなさい)』ということです」と、住職さんのお言葉でした。

明日から3月。関西は緊急事態宣言も解除です。
まだまだ油断は禁物ですが、できることからこつこつと積み上げていきたいと思います。

Peace.